中部・北陸エリアのネーミングライツ動向 — 歩道橋から副駅名、ダムまで
中部・北陸エリアの特徴は、対象施設のバリエーションが独特な点です。名古屋市の歩道橋(月額2万7,500円から)のような手頃な案件から、長野県のダム等の河川施設、天竜浜名湖鉄道の副駅名まで、他エリアにはない選択肢が揃っています。
名古屋市の歩道橋 — 月額2万7,500円から・113橋が対象
中部エリアで最も手が届きやすいのが名古屋市の歩道橋ネーミングライツです。月額2万7,500円程度から、通年募集で、対象は市内113橋にのぼります。年額に換算すると約33万円で、大型施設とは比較にならない手軽さです。
通年募集であることは実務上大きな意味を持ちます。多くの自治体案件が「年1回の公募期間」に限定されるのに対し、思い立ったときに検討を始められます。詳細は名古屋市の歩道橋案件と歩道橋の命名権費用のコラムをご覧ください。
長野県 — ダム等の河川施設も対象
長野県のネーミングライツは、対象施設の想定例として歩道橋・野球場に加えてダム等の河川施設を挙げています。これは全国的にも珍しい設計で、建設業・土木業・インフラ関連企業にとって事業領域と直結する命名対象になります。
さらに長野県の提案募集型では、施設の選定だけでなく対価の金額や希望する特典まで企業側から提案できます。看板の設置場所、施設の優先利用、イベント開催権などを組み込んだ交渉が可能な自由度の高い制度です。詳細は長野県の案件ページへ。
なお長野県内では長野市や駒ヶ根市も独自にパートナー募集を行っており、県と市町村で複数の入口があります。
静岡県 — 提案公募型と大学の両方
静岡県は提案公募型で県有施設への命名提案を受け付けています。加えて静岡大学が教室や自習スペースなど区画単位まで対象を細分化してネーミングライツ・パートナーを募集しており、県有施設と大学施設という2系統の選択肢があります。
静岡県は輸送機器・食品・医薬品など製造業が集積するエリアです。地元での採用ブランディングを狙う企業にとって、大学施設への命名は学生との接点を作る有効な手段になります(採用ブランディングとしての命名権)。
副駅名 — 天竜浜名湖鉄道・愛知環状鉄道
中部エリアは地方鉄道の副駅名ネーミングライツが活発なエリアです。天竜浜名湖鉄道(静岡県)は2021年10月から駅名ネーミングライツスポンサーの募集を開始しています。
さらに愛知環状鉄道は、JR東海と共同使用する岡崎・高蔵寺を除く全21駅を対象に募集を実施しており、副駅名表示は2026年7月から順次スタートする予定です。初回募集に申し込むと自動放送制作料が免除される特典も設定されていました。
副駅名は「毎日・同じ人に・耳からも届く」という他の広告にない特性を持ちます。詳細は副駅名ネーミングライツの全国導入路線一覧をご覧ください。
中部・北陸エリアの選び方
| 目的 | おすすめの対象 | 価格帯の目安 |
|---|---|---|
| 最小予算で試したい | 名古屋市の歩道橋(通年募集) | 月2万7,500円〜(年約33万円) |
| 通勤客に毎日届けたい | 副駅名(天竜浜名湖鉄道・愛知環状鉄道) | 年20万〜100万円 |
| 事業領域と直結させたい | 長野県のダム等河川施設 | 提案次第 |
| 学生・採用に効かせたい | 静岡大学の教室・自習スペース | 区画単位のため比較的小規模 |
| 県全域に露出したい | 静岡県・長野県の県有施設 | 提案次第 |
価格帯の全体像は相場早見表で施設タイプ別に確認できます。
よくある質問
名古屋市の歩道橋は今でも募集していますか?
通年募集の形式が採られています。最新の空き状況はネーミングノートが無料で確認いたします。
ダムの命名権とはどういうものですか?
長野県が対象施設の想定例として河川施設(ダム等)を挙げています。実際の対象範囲は個別協議となります。
愛知環状鉄道の副駅名はまだ申し込めますか?
初回募集の期限が設定されていました。現在の受付状況は無料でお調べします。
北陸3県(富山・石川・福井)の案件はありますか?
個別に制度を持つ自治体があります。ご希望のエリアをお知らせいただければお調べします。
中部・北陸エリアの案件をお探しします
「月数万円から始められる案件を探したい」「自社の事業に合う対象施設が知りたい」といったご相談を無料で承っています。


