【新潟県長岡市】悠久山野球場・市民防災公園 — 市有施設初のネーミングライツ導入

新潟県長岡市が、市有施設として初めてネーミングライツ制度を導入し、悠久山野球場と長岡市民防災公園の2施設でパートナーを募集しました(令和8年6月1日〜7月17日、現在の募集は受付終了)。長岡市外の企業からの応募も可能とされており、地方都市が初めて命名権制度に踏み出す際のモデルケースとして参考になる事例です。

案件概要

募集主体新潟県長岡市
対象施設長岡市悠久山野球場(スポーツ振興課)/長岡市民防災公園(都市施設整備課)
契約期間悠久山野球場:令和8年10月1日から5年間/市民防災公園:令和8年10月1日〜令和12年3月31日
希望金額悠久山野球場:年額1,000万円以上/市民防災公園:年額100万円以上
募集期間(今回)令和8年6月1日(月)〜7月17日(金)※受付終了
愛称の条件悠久山野球場は「悠久山」の名称を残すことが条件。市民防災公園は防災をイメージさせる愛称が条件
情報源長岡市公式サイト(ネーミングライツ制度)新潟日報

市有施設で初めての導入という意味

長岡市はこれまでネーミングライツ制度を導入しておらず、今回が市有施設として初の試みです。財源確保が目的で、市外の企業も応募可能としている点は、地元企業に限定しない全国的な露出機会を意識した設計といえます。悠久山野球場の年額1,000万円以上という希望金額は、相場早見表で示す野球場カテゴリの中でも高めの水準で、新潟県内では数少ない大型案件です。

「地名を残す」という愛称条件

悠久山野球場では「悠久山という名称を残すこと」が条件として明示されています。これは松江市の「STG松江 縁」が地域名を保ったまま企業名を組み合わせたケースと同じ発想で、住民の愛着が強い地名を消してしまうと反対運動につながりやすいという住民合意上の配慮が反映されています。応募企業にとっては、社名やブランド名を「悠久山◯◯」という形で組み合わせる愛称設計が求められる案件です。

2施設同時募集という設計

  • スポーツ施設(野球場)と防災インフラ(防災公園)という異なる性格の施設を同時に募集し、企業の関心領域に応じて選べる設計になっている
  • 防災公園側は「防災をイメージさせる愛称」という条件があり、CSR・BCP(事業継続計画)に力を入れる企業との親和性が高い
  • 金額差(1,000万円 vs 100万円)が大きく、投じられる予算規模に応じて検討先を選び分けられる

今後の応募をお考えの方へ

今回の募集(令和8年7月17日締切)は受付を終了していますが、長岡市が制度を新設したばかりであることを踏まえると、今後も継続的な募集や第2弾の実施が見込まれます。募集の年間スケジュールも参考に、次回の募集時期を見据えた準備を進めることをおすすめします。ネーミングノートでは通る提案書の書き方など、応募準備の相談も承っています。まずはお気軽にご相談ください

※本記事の金額・条件は執筆時点の公開情報に基づきます。次回募集の詳細は必ず長岡市の公式発表をご確認ください。

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